B植物の生育ステージ
  (2004.3)
A窒素・リン酸・カリ
  (2003.12)
@イスラエルの農業
(2003.10)
 
     
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園芸マメ辞典B
植物の生育ステージ
 
 
生育期と休眠期
植物には大きく分けて生育期と休眠期があるのを知っていますか。それは読んで字のごとく、『生育する時期』と『休んでいる時期』のことです。植物の種類によってその期間や状態は異なるのですが、植物が大量の養分を必要とするのは、生育期です。そしてこの生育期には植物のステージ(段階)ごとに、必要とする肥料やその量が異なります。各生育ステージに適切な肥料を適切な分量で施すことは、とても大切なことです。


生育ステージ

例えば、花や実をつける園芸用の植物を見てみましょう。この植物の生育期には、大きく分けて2つのステージが存在します。それは、

@花や実がなる前の段階

A花や実が育つ段階
です。

@花や実がなる前の段階
まず、土の中から芽が出てくると、その茎から新しい芽が、その芽が茎へと生長する過程でまたさらに新しい芽が・・・と、茎はどんどん高く、どんどん太くなっていきます。
それと同時にたくさんの枝をはり、その先にはたくさんの葉をつけていくでしょう。効率よく光合成をするためです。一方、土の中ではどんどん養分を吸収してその生長に追いつくように、たくさんの根をはっていきます。
A花や実が育つ段階
茎や葉の生長が進むと、やがて花や実をつける芽が出始める段階になります。花を鑑賞するのが目的の植物ならば、この時期が長くあって欲しいと思うものです。お花屋さんでこの段階の植物を購入される方も多いことでしょう。また、果実を楽しむ植物ならば、花が生長し実を結ぶと、今度はその果実が生長していく過程がはじまります。植物にとっては種の保存のためですね。
そして果実の収穫が終わる頃、植物は休眠期に入るのです。

効果的な施肥

さて、植物の育ちざかりともいえる生育期には、何が必要なのでしょうか。
まず太陽光。そして水。この2つは最低限です。その次に窒素・リン酸・カリの肥料です。
前回のこのコーナー窒素・リン酸・カリの中でも触れていますので、ご存知の方もいらっしゃると思います。また、ここまで読まれた方の中には、植物が@、Aの生育ステージでそれぞれ必要としている肥料を次のように思われているかもしれません。

            @の段階 → 窒素とカリ

            Aの段階 → リン酸

しかし、植物はどんなステージであろうとも、この窒素・リン酸・カリの3つを常に必要としています。例えばリン酸は、@のステージでは発芽を促します。またカリは、Aのステージにおいて実を引締め甘くさせる効果があります。そして窒素は全ての生育ステージにおいて、他の肥料の吸収をよくします。つまり各ステージごとに変わるのは、窒素・リン酸・カリをどんな比率で与えるのか、というバランスの問題なのです。
それでは実際に私たちが、そのようなバランスを常に把握したうえで施肥を行うことが可能でしょうか? ある程度までは可能かもしれません。しかし、もし手軽に園芸を楽しみたいのなら、市販の配合肥料で十分です。
この点、ポリフィードやレッドパワーは
、園芸を手軽に楽しむのに十分なバランスで窒素・リン酸・カリが配合されているので、初心者の方や日常の施肥にもお勧めです。